glu から Google Cloud 上の BigQuery へレポートを出力します。※ glu 3.5.3 以降
レポートの形式:SQL
申込方法
オプションのお申し込みが必要です。アタラ サポートチームへご連絡ください。
事前準備
Google Cloud コンソール上の設定
以下をご準備ください。
1. プロジェクトを作成
Google Cloud コンソールにログインしてプロジェクトを作成します。
https://console.cloud.google.com/
2.「API とサービス」にクライアントを作成
「API とサービス」のページで API を使用するために必要な設定を行います。
API の有効化、OAuth 同意画面の設定も行います。
2-1.有効な API とサービス
「有効な API とサービス」の一覧に「BigQuery API」があるか確認します。
※ 無い場合は、「ライブラリ」より「BigQuery API」を有効化します。
2-2. OAuth 同意画面
「OAuth 同意画面」のページでは API 利用を承認する際の同意画面の設定を行います。
項目 | 設定 |
ユーザーの種類 | 「内部」を選択 ※ 「ユーザーの種類:外部」の場合、Google への申請手続きが必要になるため「内部」にすることを推奨 |
アプリ情報 |
アプリ名は適宜分かりやすい名称を付ける (例:【○○社】glu ) |
アプリのドメイン | 設定不要 |
デベロッパーの連絡先情報 | 貴社のメールアドレスを設定 ※ メーリングリストを推奨 |
スコープ |
https://www.googleapis.com/auth/bigquery |
2-3. 認証情報
「認証情報」のページでは「OAuth 2.0 クライアント ID」にクライアントを作成します。
<手順>
1.新規作成より「OAuth クライアント ID」を選択
2.「アプリケーションの種類」は「デスクトップ アプリ」を選択
3.「名前」は適宜分かりやすい名称を付ける
発行された「クライアント ID」と「クライアント シークレット」は、glu 管理画面上で使用します。
アタラ サポートチームには共有不要です。
3. 「お支払い」に「請求先アカウント」を設定
「お支払い」のページで「請求先アカウント」を設定します。
glu 管理画面上の設定
Google Cloud コンソールで準備した情報を glu 管理画面へ設定します。
<手順>
1.root ユーザで glu 管理画面へログイン
2.[システム設定]>[外部サービス管理]>[Google Cloud BigQuery]を選択
3.[プロパティ]タブの[編集]を選択し、以下の情報を入力
項目 | 設定 |
サービス名 | 任意(プロジェクト名など。未入力でも支障ありません) |
プロジェクトID | プロジェクト ID を入力 |
クライアントID | Google Cloud コンソールで作成したクライアント情報を入力 |
シークレットキー | 同上 |
認証コード | 認証コードを入力(手順は認証コードの設定手順をご参照ください) |
備考 | 設定不要 |
認証コードの設定手順
API を利用するための認証コードを設定します。
認証コードは、事前準備で用意したプロジェクトへログイン可能な Google アカウントで取得します。
- root ユーザで glu 管理画面へログイン
- [システム設定]>[外部サービス管理]>[Google Cloud BigQuery]を選択
- [プロパティ]タブの[編集]を選択
- [保存]を選択([認証コード欄]に設定されている認証コードがある場合には消去してから行う)
- 「認証コード」の欄の下に表示された青い文字の URL をコピー
- シークレットモードのブラウザでコピーした URL へ接続
- 対象の Google アカウントでログイン
- Google の案内に従い、画面またはアドレスバーに表示された URL「http://localhost(中略)code= ********** &scope(後略)」をすべてコピー
- glu 管理画面の[認証コード]にコピーした文字列を入力
- [保存]を選択
※ 7 に使用した Google アカウントが有効なユーザでなくなると API 利用もエラーになります。
※ 8 で取得した情報の 有効時間は 数分 のため、取得後すぐに glu 管理画面へ入力する必要があります。