1. タグとは
レポートテンプレートを使用してコンパイルを行いデータを Excel ファイルに読み込むために必要な指示書です。
タグの中に記述する指示内容はディレクティブと呼ばれ、「名前=値」の形式になっています。
レポートコンパイラを使用してコンパイルを行うと、タグに記述されたディレクティブに従って、レポートデータが Excel ファイルへ取り込まれます。
この時、最初のタグのディレクティブとそれを置くシートの名前は決まっています。(レポートコンパイラ 3.1.x 以降では、以下のシートとタグがなくてもコンパイル可能です。)
シート名: ~#T_IND
メモ(図形)の名前:@RTT:
ディレクティブ:
TYPE=top
DATA=index
INDEX_TARGET=self
※ タグは、Excel の基本図形の「メモ」で作成しています。書式の変更も可能です。
※ メモをタグとして機能させるために「@RTT:」から始まる名前を付ける必要があります。
※ 「#」(半角シャープ)から始まる 1 行は、コメントアウトされます。
Excel にレポートコンパイラがインストールされている場合には、Excel の[アドイン]タブ > [レポート] > [ブック作成]を選択することで [~#T_IND] シートとそこに設置するタグのディレクティブおよび空のシートが作成されます。
※ Excel にレポートコンパイラがインストールされていない場合は、こちらのレポートコンパイラのインストール方法を参考にインストールしてください。
2. タグの作成方法
元となるタグを glu よりダウンロード
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- レポート対象のダイスを選択。
- [レポート] タブ > [期間]を選択。
- [データ条件] > [視点]などレポートに必要な条件を選択。※出力したいデータによっては[表示形式]を開き、必要な選択を行う。
- [エクスポート] > [レポートタグ] を選択してダウンロード。
Excel にタグを読み込む
- Excel の[アドイン]タブ > [レポート] > [タグ作成]を選択。
- タグ作成のポップアップ画面が表示されますので、[タグファイルを開く] を選択し、先ほどダウンロードした レポートタグを 開く。
- [作成] を選択。
- ダウンロードしたタグが読み込まれたタグ(メモ型図形)が作成される。
※ テキストファイルで基本となるタグがダウンロードされますが、期間などのディレクティブは適宜変更が必要です。変更すべき箇所が分かりにくい場合は、アタラ サポートチームまでお知らせください。テンプレートに合わせたディレクティブをお伝えします。
3. タグの名称変更
タグには「@RTT:」から始まる名前を付ける必要があります。「@RTT:」以降は任意で指定できます。
Excel 上で、名前を変更したいメモを選択すると、Excel 画面の左上にメモの名前が表示されますのでここから名前を変更してください。
4. タグの書式設定
メモ図形の背景色や透過設定などの書式設定は任意で変更可能です。
5. タグの表示/非表示
Excel の機能の一つ「オブジェクトの選択と表示」を利用することで、タグの表示と非表示を切り替えることができます。
※ コンパイル後のレポートではタグが非表示になっています。この機能を使うと表示させることができます。
タグは奥(「オブジェクトの選択と表示」の下に表示されているもの)に配置されているものから順に実行されます。
基準日を取得するタグと、取得した基準日のセルを START_AT / END_AT で参照しているタグがある場合には、基準日を取得するタグが先に実行されるよう、順番を変更したいタグを選択し、右上の矢印ボタンにて順番を変更してください。