[監査]タブはシステムの状況を確認するために使用します。
[ホーム]のタブの一つで、権限が「管理」以上のユーザに表示されます。
それぞれのメニューを説明します。
監査の概要
[イベントログ]の件数をレベルごとに、複数の期間で区切って表示します。
イベントログ
システムのイベントログを表示します。
5 つの項目があります。
1.記録日時
イベントを記録した日時を表示します。
2.レベル
イベントの種別ごとに 1 から 5 までのレベルで表示します。
レベル | 状態 |
1:INFO | 特に問題無し |
2:NOTICE | 運用に懸念あり |
3:WARN | 運用に支障あり、または支障が生じる可能性あり |
4:ERROR | 運用に重大な支障あり |
5:FATAL | 運用が全くできず |
3.種別
イベントの種別を表示します。
種別 | 説明 |
1000: SYSTEM | (開発中) |
2000: AUDIT | モジュール・リソース・アカウントの状況 |
9000: USER | ユーザの状況 |
4.メッセージ
レベルと種別に合わせたメッセージを表示します。
5.要因
イベントの詳細を表示します。
[手順]イベントログを見る方法
項目を選択して[再表示]することで、目的のイベントを確認しやすくなります。
手順は以下です。
- 記録日時を選択
- レベルまたは種別を選択
- [再表示]を選択
[サンプル]イベントログ
例 1)1:INFO
以下のキャプチャは、「種別」に「9000: USER」を選択して[再表示]しています。
「種別」は、ユーザのログインが発生していることを表しています。
「メッセージ」はユーザのログインが成功していることを表しています。
「要因」はユーザ名と IP アドレスを表しています。
例 2)4:ERROR
以下のキャプチャは、「レベル」に「4: ERROR」、「種別」に「2000: AUDIT」を選択して[再表示]しています。
「種別」は、いずれかのメディアのアカウントにエラーが発生していることを表しています。
「メッセージ」はいずれかのメディアのアカウントの 67%(3 件中 2 件)にエラーが発生していることを表しています。
例 3)5:FATAL
以下のキャプチャは、「レベル」に「5:FATAL」、「種別」に「2000: AUDIT」を選択して[再表示]しています。
「種別」は、いずれかのメディアのアカウントにエラーが発生していることを表しています。
「メッセージ」はいずれかのメディアのアカウントの 100%(1 件中 1 件)にエラーが発生していることを表しています。
モジュール構成
glu のモジュール構成と各モジュールの状況を表示します。
項目 | 説明 |
状態 | 各モジュールの状態(アクティブ / 非アクティブ) |
サーバ | サーバごとのディスク使用率など |
モジュール | モジュールの名称 |
バージョン | モジュールごとのバージョン |
備考 | サーバを管理するためのモジュールの名称 |
[手順]ディスク使用率を見る方法
サーバのディスク使用率をパーセンテージで確認することができます。
手順は以下です。
- モジュール[DB-ENGINE_MAIN]の[サーバ]を選択
- 表の[ディスク1使用]を確認
アカウント
[最終処理結果]がエラー終了のアカウントを表示します。
項目 | 説明 |
最終結果処理 | 結果コードの詳細は スケジュール実行結果コード一覧 を確認してください。 |
マスタアカウント | アカウントが所属するマスタアカウントの名前を表示します。 マスタアカウント名を選択すると、マスタアカウントの[プロパティ]>[編集]になります。 |
アカウント | エラー終了が起きているアカウントを表示します。 アカウント名を選択すると、アカウントの[プロパティ]>[編集]になり、オプションを変更することができます。 |
タスク見積
予定日に登録されるタスクの見積もりを表示します。
[手順]タスクの見積もりを表示する方法
手順は以下です。
- [登録予定日]に見積もり対象とする日付を選択
- [予測元データ日付]へ予測元とする[スケジュール]の日付を選択
- [再表示]を選択
【ご注意】
[予測元データ日付]は実在する[スケジュール]の実行結果を参照しています。
そのため、[予測元データ日付]に未来の日付や、対象としたい[スケジュール]が正常に動いていない日を選択すると見積もりは表示されません。
- 例 1)翌月のタスクを見積もる
新しいレポート作成条件の[作成開始日時]を毎月 1 日に設定しました。設定した通りにレポート作成条件が動作して、翌月の 1 日にタスクが作成されるかを、今月 1 日の[スケジュール]を参考に見積もります。手順は以下です。
- [登録予定日]に見積もり対象とする日付(翌月 1 日)を選択
- [予測元データ日付]へ予測元とする[スケジュール]の日付(今月 1 日)を選択
- [再表示]を選択