glu 新機能紹介

glu 3.0では、レポート条件の表示形式のパネル化やレポートタグエディタなど、ダイスの[レポート]タブに変更や追加が行われました。ここでは、glu 3.0の注目の機能についてご紹介します。

glu 3.0の注目の機能

[レポート]タブ([標準レポート]と[解析ツールレポート])

glu_new_function_01_report_tab

[レポート]タブの配下にあった、[標準]と[解析ツール]をタブとして表示するようになりました。[標準レポート]タブではメディアのレポート、[解析ツールレポート]タブでは解析ツールのレポートが出力できます。

レポート条件 New

glu_new_function_02_report_conditions

[データ条件]と[表示形式]から、ドロップダウンメニューで設定していたレポート条件が、パネル表示になりました。1つのパネルにカテゴリとレポート条件が並び、設定内容を一望できます。

結果フィルタ

glu_new_function_03_result_filter

[フィルタ(後)]から[結果フィルタ]という名称に変わり、[指標、演算子、数値]を指定して、複数のフィルタ条件を設定できるようになりました。

枠固定 New

glu_new_function_04_fixed_frame

レポートの特定の領域が、別の領域にスクロールしても表示されたままにできるようになりました。設定は、視点の行、列に対してのみ適用されます。

グラフ形式 New

glu_new_function_05_graph_format

レポート上のグラフに出力する指標を指定できるようになりました。[グラフ列1]が上段、[グラフ列2]が下段に反映されます。

定義済みレポート条件 New

glu_new_function_09_defined_report_conditions

パネルで設定したレポート条件の組み合わせを[定義済みレポート条件]として保存できるようになりました。保存した[定義済みレポート条件]はリストから呼び出せます。

列幅・順序

列幅

glu_new_function_06_column_width

列名をクリックするとポップアップが表示され、クリックした列に対して[最大、最小、標準]を選択できるようになりました。

・順序

glu_new_function_07_order

列名をクリックするとポップアップが表示され、「昇順、降順、順序なし」を選択できるようになりました。

レポートタグエディタ New

glu_new_function_08_report_tag_editor

[標準レポート]タブ、[解析ツールレポート]タブの[エクスポート]に[レポートタグエディタ]が追加されました。レポートタグエディタでは、glu管理画面に出力したレポートから、Excel 用のレポートテンプレートまたは Excel 用のタグテキストをダウンロードできます。 レポートタグエディタには、次の①から④のタブがあります。

①現在のレポートデータ

glu_new_function_08_report_tag_editor_tab01

パネルで設定した条件が、ディレクティブに変換された状態で表示されます。ここで、Excel に出力したい条件になっているか確認します。この画面では編集できませんので、条件を変更する場合は、glu管理画面に戻って設定を直します。

②フォーマット

glu_new_function_08_report_tag_editor_tab02

EDIT など、Excel のレポートのフォーマットに関する条件を設定します。

③出力項目

glu_new_function_08_report_tag_editor_tab3

Excel のレポートに出力する項目を設定します。設定内容はディレクティブの ITEMS に反映されます。[選択済み項目]の右端にある下向き矢印(∨)をクリックすると、項目の属性(値/画像)を選択できます。

④並び替え項目

glu_new_function_08_report_tag_editor_tab4

Excel のレポートの並べ替えに使用する項目を設定します。設定内容はディレクティブの SORTS に反映されます。選択済み項目の右端にある下向き矢印(∨)をクリックすると、項目の並び順(昇順/降順)を選択できます。

ダウンロードするファイル形式は、[ Excelテンプレート][ Excel 用タグテキスト]から選択します。 [ Excelテンプレート]を選択すると、レポートタグを含んだ Excelファイルをダウンロードできます。[ Excel 用タグテキスト]を選択すると、テキストファイルの Excel 用レポートタグをダウンロードできます。

ファイル形式 ダウンロードするファイル
Excelテンプレート コンパイル可能な Excel レポートテンプレート(拡張子:xlsx)
Excel 用タグテキスト テキストファイルの Excel 用レポートタグ(拡張子:txt)

【手順】定義済みレポート条件を設定する

定義済みレポート条件を新規保存/変更/削除する手順を説明します。
定義済みレポート条件の設定は以下のいずれかのユーザで行います。
・root ユーザ
・権限レベルが「管理」のユーザ
・権限レベルが「パワー」のユーザ

定義済みレポート条件の新規保存

ダイスの運用モードを[設計]に設定する必要があります。運用モードの変更をご希望の場合はアタラサポートチームまでお知らせください。
定義済みレポート条件はダイスの種別ごとに保存されます。

glu_new_function_09_defined_report_conditions_save01
  1. 任意のダイスを選択
  2. [標準レポート]タブまたは[解析ツールレポート]タブを選択
  3. [条件詳細を開く]を選択
glu_new_function_09_defined_report_conditions_save02
  1. パネルでレポート条件を設定
  2. [設計]の[条件保存:新規保存]を選択
  3. [条件名 :] に定義済みレポート条件の名称を入力
  4. [再表示]を選択

[定義済み条件]にレポート作成要件が新規保存されます。

定義済みレポート条件の組み合わせを変更

ダイスの運用モードを[設計]に設定する必要があります。運用モードの変更をご希望の場合はアタラサポートチームまでお知らせください。

glu_new_function_09_defined_report_conditions_update01
  1. 任意のダイスを選択
  2. [標準レポート]タブまたは[解析ツールレポート]タブを選択
  3. レポート条件の組み合わせを変更する[定義済み条件]を選択
  4. [再表示]を選択
  5. [条件詳細を開く]を選択
glu_new_function_09_defined_report_conditions_update02
  1. パネルのレポート条件を変更
  2. [設計]の[条件保存:上書き保存]を選択
  3. [再表示]を選択

定義済みレポート条件が上書き保存されます。

定義済みレポート条件の名称を変更

glu_new_function_09_defined_report_conditions_rename01
  1. 任意のダイスを選択
  2. [設定]タブを選択
  3. [定義済みレポート条件]を選択
  4. [レポートメニュー名]で定義済みレポート条件の名称を確認し、名称を変更する[レポートメニュー名]の編集ボタンを選択
  5. [レポートメニュー名]を変更
  6. [保存]を選択
glu_new_function_09_defined_report_conditions_rename02

定義済みレポート条件の名称が変更されます。

定義済みレポート条件の表示順位を変更

glu_new_function_09_defined_report_conditions_change_order01
  1. 任意のダイスを選択
  2. [設定]タブを選択
  3. [定義済みレポート条件]を選択
  4. [レポートメニュー名]で定義済みレポート条件の名称を確認し、表示順位を変更する[レポートメニュー名]の編集ボタンを選択
  5. [表示順位]を変更
  6. [保存]を選択
glu_new_function_09_defined_report_conditions_change_order02

定義済みレポート条件の表示順位が変更されます。

定義済みレポート条件の削除

glu_new_function_09_defined_report_conditions_delete01
  1. 任意のダイスを選択
  2. [設定]タブを選択
  3. [定義済みレポート条件]を選択
  4. [レポートメニュー名]で定義済みレポート条件の名称を確認し、削除する[レポートメニュー名]の編集ボタンを選択
  5. [削除]を選択
glu_new_function_09_defined_report_conditions_delete02

定義済みレポート条件が削除されます。

【手順】glu 3.0の管理画面からレポートテンプレートをダウンロードする

glu管理画面に出力したレポートから、Excel 用のレポートテンプレートを作成し、ダウンロードする手順を説明します。

<レポートに対する条件>

視点:日別
メディア:Google 広告
期間:当月
編集方式:値を貼り付け
見出し:出力する
出力項目:日付、クリック数、表示回数、コスト、CV数
並び順:日付(昇順)

<ダウンロードされるレポートテンプレート>

glu_new_function_report_template



【ステップ1】パネルで条件を設定し、glu管理画面にレポートを出力する
【ステップ2】Excel に出力するための条件を設定する
【ステップ3】Excel 用のレポートテンプレートを作成し、ダウンロードする

【ステップ1】パネルで条件を設定し、glu管理画面にレポートを出力する

glu_new_function_step1_01
  1. ダイスを選択
  2. [標準レポート]タブを選択
  3. [条件詳細を開く]を選択
glu_new_function_step1_02
  1. [視点]は[日別]を選択
  2. [ネットワーク]は[Google 広告」を選択
  3. [期間]は[今月]を選択
  4. [再表示]を選択
glu_new_function_step1_03

glu管理画面にレポートが出力されます。

【ステップ2】Excel に出力するための条件を設定する

glu_new_function_step2_01
  1. [エクスポート]を選択
  2. [レポートタグエディタ]を選択
glu_new_function_step2_02
  1. [現在のレポートデータ]タブで、パネルで設定した条件を確認します。
glu_new_function_step2_03
  1. [フォーマット]タブを選択
  2. [編集方式-EDIT]で[値のみ上書き-paste]を選択
  3. [見出しを出力-HEADER]にチェック
glu_new_function_step2_04
  1. [出力項目]タブを選択
  2. [候補項目]から[日別]を選択
  3. [追加]を選択
glu_new_function_step2_05
  1. [選択済み項目]に[日別]が追加されます。同様に、クリック数、表示回数、コスト、CV数を追加します。
glu_new_function_step2_06
  1. [並び替え項目]タブを選択
  2. [候補項目]から[日別]を選択
  3. [追加]を選択
glu_new_function_step2_07

[選択済み項目]に[日別]が追加されます。

【ステップ3】Excel 用のレポートテンプレートを作成し、ダウンロードする

glu_new_function_step3_01
  1. ファイル形式で[ Excelテンプレート]を選択
  2. [ダウンロード]を選択
glu_new_function_step3_02

gluからExcel 用のレポートテンプレートがダウンロードされます。