スケジュールの設定

glu でレポートを作成するには、メディア / 解析ツール側から必要なデータを取得する必要があります。ここでは、一般的な API 経由でのデータ取得方法をご案内します。

スケジュールの設定

スケジュールの設定は glu へデータを取得するために行います。
スケジュールは、マスタアカウントの[スケジュール]タブに設定します。ただし、特定のアカウントだけで取得したいデータがある場合は、アカウントの[スケジュール]タブに設定します。

【注意点】

  • マスタアカウントとアカウントの両方にスケジュールを設定していると、両方ともに動きます。重複した内容を設定しないようにします。
  • アカウントの[スケジュール]タブに設定する状況として、主に以下のような理由が考えられます。
    – glu へ追加したばかりのアカウントで、1 か月以上前のデータを取得したい
    – 検索語句や配信先 URL などデータ量の多いレポートが一部のアカウントで必要

手順

スケジュールの登録

  1. [ホーム]>[メディア管理]> 対象の マスタアカウント / アカウント を選択
  2. メイン画面から「スケジュール」を選択
  3. 「新規作成 > 媒体レポート取得」を選択
  4. [保存]を選択

詳細設定

【実行予定日時】
データ取得の実行日時を指定します。主に、一度きりの取得か定時で自動取得の 2 つの取得方法になります。
※ 時刻(「時」と「分」)は必ず数字を選択して、「*」を選択しないでください。

取得したい単位 説明
1 度のみ 年月日、曜日、時刻を指定 ※ 追加したアカウントで過去分のデータを取得する場合など
(例)2020 年 2 月 1 日 土曜日 午前 11 時 30 分
2020 年 01 月 01 日 土 曜日 11 時 30 分
定時:毎日 時刻を指定
(例)毎日 午前 2 時
* 年 * 月 * 日 – 曜日 02 時 00 分
定時:毎週 曜日、時刻を指定
(例)毎週 月曜日 午前 2 時
* 年 * 月 * 日 月 曜日 02 時 00 分
定時:毎月 日、時刻を指定
(例)毎月 1 日 2 時
* 年 * 月 1 日 – 曜日 02 時 00 分

【レポート種別】

媒体ごとに取得できるレポート種別は異なります。
主な媒体で取得可能なレポートは glu 対応メディア よりご確認ください。

取得したい単位 説明
アカウント別 アカウント別レポートを取得
キャンペーン別 キャンペーン別レポートを取得
広告グループ別 広告グループ別レポートを取得
キーワード別 キーワード別レポートを取得
広告別 広告別レポートを取得
リンク先URL別 リンク先 URL 別レポートを取得
ランディングページURL別 Yahoo!広告 検索広告のランディングページURL別レポートを取得
キャンペーン検索クエリ別 キャンペーン単位の検索クエリ別レポートを取得
広告グループ検索クエリ別 広告グループ単位の検索クエリ別レポートを取得
キーワード検索クエリ別 キーワード単位の検索クエリ別レポートを取得
広告表示オプション別 広告表示オプションのサイトリンク URL を取得
商品グループ別 Google 広告の商品グループ別レポートを取得
商品別 Google 広告の商品別レポートとブランド別レポートを取得
広告アセット別 Google 広告の広告アセット別レポートを取得
アセットグループリスティンググループ別 Google 広告の P-MAX キャンペーンのリスティンググループを取得
アクション系 説明
アカウントアクション別 アカウント単位のアクション別レポートを取得
キャンペーンアクション別 キャンペーン単位のアクション別レポートを取得
広告グループアクション別 広告グループ単位のアクション別レポートを取得
キーワードアクション別 キーワード単位のアクション別レポートを取得
広告アクション別 広告単位のアクション別レポートを取得
キャンペーン地域アクション別 Google 広告のキャンペーン単位・地域単位のアクション別レポートを取得
オーディエンスアクション別 Google 広告 のオーディエンス単位のアクション別レポートを取得
性年齢アクション別 Meta広告(Facebook広告、Instagram広告)の性年齢単位のアクション別レポートを取得
ディスプレイネットワーク系 説明
配信先URL別 配信先 URL 別レポートを取得
キャンペーン地域別 Google 広告の地域別レポートをキャンペーンレベルで取得
地域別 地域別レポートを広告グループレベルで取得
ターゲット地域別 ターゲット単位の地域別レポートを取得
ディスプレイキーワード別 ディスプレイキーワード別レポートを取得
トピック別 トピック別レポートを取得
オーディエンス別 オーディエンス別レポートを取得
性別 性別レポートを取得
年齢別 年齢別レポートを取得
子供の有無別 Google 広告の子供の有無別レポートを取得
性年齢別 Meta広告(Facebook広告、Instagram広告)と Yahoo!広告 ディスプレイ広告の性年齢別レポートを取得
動画別 動画別レポートを取得
構造系 説明
広告グループアカウント構造 広告グループの属性の一部を取得
キーワードアカウント構造 メディアの管理画面上でアカウントに作成しているすべてのキーワードを取得
広告アカウント構造 メディアの管理画面上でアカウントに作成しているすべての広告を取得
広告の属性の一部を取得
アセットグループアセット構造 Google 広告の P-MAX キャンペーンのアセットグループとアセットグループの「アセットの詳細」を取得
アセットグループ組み合わせ構造 Google 広告の P-MAX キャンペーンの組み合わせレポートを取得

【集約方式】
主に、日別か月別での取得になります。

取得したい単位 説明
日別 日別でデータを取得します。
日別、週別、曜日別、月またぎでのレポート出力時に使用します。
月別 月別でデータを取得します。
月単位、年単位のレポート出力時に使用します。
任意期間 任意期間でデータを取得します。
特定の期間でのインプレッション シェア・リーチの取得に使用します。

【期間】
レポートに必要な期間の範囲を設定します。
例)
・過去のデータを上書きしたくない場合:1 日前 – 1 日前
・コンバージョン計測期間が 30 日間の場合:30 日前 – 1 日前
・先月分のデータが必要な場合:月初(1か月前)- 月末(1か月前)

取得したい単位 説明
日付を入力 特定の期間の数値を取得したい場合に指定します。

例)
キャンペーン開始日からのリーチやインプレッション シェアを取得する
※ 集約方式は「任意期間」を指定してください。

1 日前 ~ 93 日前 日にちを区切って取得します。開始日、終了日のいずれにも使用できます。
例)
データが重いので短期間で取得する場合。
30 日区切りなど特定の期間を指定したい場合など。
月初(実行当月)~ 月初(40ヶ月前) 期間の開始日に指定します。
月初からのデータを取得します。
月初 1 日に「月初(実行当月)」を使用すると、当日分を取得できないメディアではエラー終了の原因になります。
月末(1ヶ月前)~ 月末(40ヶ月前) 期間の終了日に指定します。
月末までのデータを取得します。
月初(1日前)~ 月初(7日前) 期間の開始日に指定します。
実行予定日から 1 日前(~ 7 日前)の日付の月初からのデータを取得します。
月末(1日前)~ 月末(7日前) 期間の終了日に指定します。
実行予定日から 1 日前(~ 7 日前)の日付の月末までのデータを取得します。

【オプション】

取得したい単位 説明
デバイスタイプ別データを取得する デバイスタイプ別でデータを取得します。
時間別データを取得する 時間別でデータを取得します。
※ 時間別データはレポートのデータ量が多くなります。
取得する際は、下記の設定をお勧めします。
・アカウント単位でスケジュールを設定する
・実行時間をアイドル時間(午後など)にする
・取得期間を 2 ~ 3 日に限定する
設定後は、データ取得やレポート自動生成が遅くなっていないかなど
システムへの負荷をご確認ください。
表示回数が0のデータを取得する 表示回数・クリック数・コンバージョン数(ユニーク)が 0 のデータを取得します。
※ データ量の多いレポート(キーワード別、検索クエリ別、地域別
配信先 URL 別など)で取得する際は、下記の設定をお勧めします。
・アカウント単位でスケジュールを設定する
・実行時間をアイドル時間(午後など)にする
・取得期間を 2 ~ 3 日に限定する
設定後は、データ取得やレポート自動生成が遅くなっていないかなど、システムへの負荷をご確認ください。
クリックが0のデータは除外する クリック数が 0 のデータを除外します。
アクション別を標準レポートへ保存する アクションの数値を標準レポートとアクションレポートの両方へ保存します。※ アクションレポートへの保存は glu 3.6.2 以降で対応
標準レポートへ保存したいアクションの追加はアタラ サポートチームまでお知らせください。

【データ遅延時】

遅延時の動作 説明
デフォルト システム全体の設定に依存します。
※ デフォルトは「エラー終了」となっておりますが、詳細はアタラ サポートチームまでご相談ください。
無視する スケジュールは正常終了となり、タスクが実行されます。
警告終了 スケジュールは警告終了となり、タスクは作成されません。
エラー終了 スケジュールはエラーとなり、システムで規定の回数リトライを実施後もエラー終了のままの場合、タスクが「保留」で作成されます。
最終試行時は無視する スケジュールはエラーとなり、システムで規定の回数リトライを実施します。最終試行時には正常終了となり、タスクが実行されます。

スケジュールの削除

不要になったスケジュールを削除します。

スケジュール削除

  1. [ホーム]>[メディア管理]> 該当のマスタアカウント/アカウントを選択
  2. [スケジュール]タブを選択
  3. [編集](鉛筆マークのボタン)を選択
    スケジュール削除_02
  4. [削除]を選択

スケジュール(実行結果)の一括操作

複数のスケジュールの実行結果を一括で操作したいときに使用します。

対象

「スケジュール > 全実行結果」に表示されるスケジュールの一覧です。
全実行結果が複数のページにわたる場合は、表示されているページのみが対象となります。

操作メニュー

「再実行」「停止または破棄」より必要な操作メニューを選択します。

操作メニュー 説明
再実行 「正常終了」「エラー終了」「警告終了」のスケジュールを再実行
停止または破棄 「処理中」のスケジュールを停止(警告終了)
「処理待ち」のスケジュールを破棄(スケジュールを消す)

手順

1. [ホーム]>[スケジュール]または[ホーム]> 対象のマスタアカウント / アカウント を選択
2. メイン画面から[全実行結果]を選択
全実行結果
3. 対象の[実行予約日時]・[結果]を選択して[再表示]
対象の日時・結果
4. [一括操作]>[再実行]・[停止または破棄]より必要な操作メニューを選択
操作メニュー
5. ダイアログの案内に従って[OK]を選択